成人式のあの日、今の自分を想像出来ていたとは到底思えない。
『おはよう!そして会えないときのためにこんにちは、こんばんは、そして、おやすみなさい』
ジョーイです。
今日は成人式です。
気付いたら8年の歳月が経っていたんですね。
矢沢永吉さんのドキュメンタリーみたいなものを見ていたんですが
エーチャンはその日タクシーに乗っていました。
タクシーの車窓から成人式の振袖姿の若者を見ていたんですね。
タクシーの運転手さんに一言、
一体この中の何人の人が幸せになれるんでしょうね。
タクシーの運転手さんは
うーん、、、どうなんですかね。
20歳という年齢は可能性に満ち満ちていて、俺は何にでもなれる。俺はビッグになる、金持ちになってやるんだ、世界を変えれるんだ。
なんでも、出来そうだと思える年齢です。
20歳〜30歳
ここでやったかやらなかったかの差がはっきり分かれるね。
30歳になる時に、大人のパスポートを貰えるように頑張らなきゃいけないんだよ。
みたいな事をエーチャンが言っていました。
28歳の年になるまで
あらゆる普通や一般というものから、離れて生きてきたのですが、
普通に就活をして、サラリーマンになる
仕事を頑張る
結婚資金を貯金しておく
適齢期に結婚をする
子供と奥さんと幸せな暮らしをする
やっぱり、周りの友達でもそうゆう境遇の人たちは増えてくる年です。
結婚式に呼ばれたり、子供を見に友達の家に行ったりしていると、
果てしなく幸せだなぁ羨ましいなぁと思うのです。ただ、何かは分からないのですがまだ自分にはやらなきゃいけない事が有るような気がして仕方が無いのです。
一体何がそうさせるのか、普通という物をただ毛嫌いしているだけなのか?どうしてもやりたい事があるからなのか?
20歳の頃の僕はもっと普通に対して寛容だった様な気がしました。大学に行き、教員になろうなろうと勉強をして、単位を取り、大学時代の彼女とは卒業したら一緒に暮らせたらいいなー。なんて思ったりして。
なぜか今、フリーランスのお仕事をやっていますし、
結婚しようと思って指輪を渡したら、断られますし、
今現在、貯金0円ですし、
いやいやいや、同世代との格差が。
とんでもない格差が。
なぜか、ふと普通の幸せを選ぼうとすると
運命か何か知りませんが、僕にそっちじゃないんだよー君はまだその道歩いちゃダメなんだよー。と引き返させる神様がいるみたいです。
スペックでいうと
27歳
男気あり
夢あり
希望あり
定職じゃない
貯金0円
彼女なし
文章に書き起こすと、
こいつヤッベェ奴ですよね。
エーチャンの話から言うと、完全に落ちこぼれのジャンルに入っていますよね。
売れないバンドマン、画家、芸人と精神状態は一緒ですよ。
でもいつも言い聞かせるのです。
大丈夫。
面白きことなき この世を 面白く すみなしものは 心なりける
自分だけは、せめて、自分で自分のことだけは笑ってあげよう愛してあげよう。
そう思ってないとやってられませんよ。
気がついたら、成人式から8年。
こんな境遇の僕の事を、あの時の僕は想像できたでしょうか?
30歳の時にパスポートが貰える様に、ここからが本当の人生の勝負なんだなと思いました。
ギリギリヘッドスライディングで30歳になってやろうと思います。
阿呆の道を選んだのだから仕方がない。今日も面白く面白く!
ジョーイでした!